全番組を録画できる・東芝 D-M430とパナソニック DMR-BXT970 を比較








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初めに

パナソニック ディーガ DMR-BXT970を2ヶ月、東芝REGZAサーバー D-M430を1ヶ月使用した経験を基に両レコーダーを比較しました。 DMR-BXT970はパナソニック株式会社よりモニターとしてお借りしました

パナソニック ディーガ DMR-BXT970は現在販売されている全番組録画(以下全録)できるレコーダーのなかで最高機種です。東芝REGZAサーバー D-M430は35,000円位とディーガ DMR-BXT97の1/4の価格ですが全録に必要な基本機能は搭載しています。

両機種に共通して言えますが、全録は便利です。全録を使用して面白い番組を発見しました。予約をする必要がないので録画予約わすれが無くなり話題の番組を後で観る事ができます。テレビとの接し方が変わりました

*1東芝とパナソニックで呼び名が異なります。全録:東芝はタイムシフト録画(丸ごと録画)、パナソニックはチャンネル録画。録画した結果の番組表:東芝はタイムシフ、パナソニックは過去番組表



比較

■ パナソニック ディーガ DMR-BXT970
現在購入できる最強のモデルです。全録のチャンネル数、録画時間とも十分です。新リモコンは音声検索、モーション操作など意欲的な機能が実装されています。特に音声検索は便利で面白いです。

操作中に時々あれっと感じる時があります。リモコンのキーを押してからの反応が遅いです。リモコンは2ヶ月で2回電池を交換しました。通風に注意が必要です。テレビ台のラックのガラス扉を閉じて使用していましたらDMR-BXT970の周囲温度が室内温度より10℃以上上昇しました。

上記の問題は許容出来る範囲です。 総合的に使っていると楽しく便利です。
*リモコンの反応はレコーダーを交換後改善しました。2014年7月25日追記

 

■ 東芝REGZAサーバー D-M430
BS/CSが録画できないBlu-rayドライブ無しなど機能を削り全録に焦点を絞り3万円半ばの価格を実現した事はすばらしいです。価格は安いですが全録の良さを実感できます。録画時間が短いのでUSB 3.0のハードデスクの増設をお勧めします。1ヶ月間使用しましたが便利です。

唯一残念なのはファンの音がうるさい事です。ファンの音を軽減して欲しいです。オートバイのマフラーみたいに消音する方法があると良いのですが。電源ONを表示するランプが目立ち過ぎです。ランプが気になります。リモコンが小さくボタンが小さいので押しにくいです


パナソニック・ブルーレイディーガ
東芝REGZAサーバー
DMR-BXT970
DMR-BXT870
D-M470
D-M430
レビュー Amazonのカスタマーレビュー Amazonの カスタマー レビュー Amazonの カスタマー レビュー Amazonの カスタマー レビュー
ーーー ーーー ーーー ーーー
価格 *1 145,000円 84,500円 54,500円 34,00円
HDD容量 5TB 3TB 2TB 1TB
最大全録
チャンネル数
10CH 6CH 7CH 6CH
最大録画日数
*2
21日 25日 7.5日 *3 3.5日
2TBのHDを
追加した時の
最大録画日数
*2
未調査 未調査 3CH 15日
3CH 17日
*3
3CH   7日
3CH 17日
音声検索 O O X X
Blu-rayドライブ O O X X
消費電力 62W 43W 40W – 60W 30W – 46W
電気代・実測値 *4 1,500円位 ーーー ーーー 700円位
  • *1 価格.comで2014年7月16日に調べました
  • *2 比較した画質ですが、パナソニックは東芝と比較して画質が悪いです。MDR-BXT970を少し画質の良い12倍に設定すると最大録画日数が21日が17日になります。
  • *3 兼用チャンネルは通常録画に設定
  • *4 サンワサプライ TAP-TST7で計測 25円/Kwに設定。


■ ユーザーの評価(アマゾン・価格.comのユーザーの評価を読んで)

両社のレコーダーとも評判が良いです。気になった評価は下記のようです
パナソニック・ブルーレイディーガのレコダーはリモコンが使いにくいとの評価がありました。私もリモコンで操作中に反応が遅く故障かと思った事が何度かありました。
東芝REGZAサーバー: ファンの音がうるさいとの評価があります。

 

■ 録画時間

パナソニック DMR-BXT970は 最大21日・10CHです。これは15倍の最低画質の時の時間です。この画質は昔のVTR位の画質です。人の顔がボケる事が多いです。もう少し良い画質の12倍にすると17日なります。

東芝 D-M430全は最大6チャンネル・3.5日です。外部に2TBのUSBハードデスク(1万円位)を追加して使用しています。3チャンネル7日+3チャンネル17日に増加しました。この追加したハードデスクはWDのポータブルタイプでUSBケーブルから電源が供給されますので外部電源が無くすっきりしています。これらの時間は最低画質時の時間ですがパナソニックより良い画質で顔がボケる事もありません。

■ 全録の再生
全録の再生は両機種で少し異なります。パナソニック DMR-BXT970は指定した番組を再生するとその番組だけ再生して終了します。東芝のD-M430は指定した番組の再生が終了すると続いて次の番組を再生します。私は東芝の方式の方が使いやすいです

 

■ 操作性
パナソニック DMR-BXT970は音声検索が便利で面白いです。周りに人が居る時は注意が必要です。妻から苦情がきましたうるさいと。モーション操作は面白いですが使いづらいです同様の機能をキーで操作できます。キー操作の方が快適です

 

 

東芝REGZAサーバーは 音声検索が有りません。「始めにジャンプ」「ざんまいプレイ」のキーはワンッタッチで実行できるので便利です。個々のスイッチが小さいので押すときは気を使います。特に矢印、二重矢印キーは押しにくいです。リモコンの裏には素敵なメッセージが書かれてます。

少し不便な事がありますが総合的にキー操作はパナソニックより使いやすいです。サクサク動きます。操作の良し悪しは好みもありますので実際に操作して確認して下さい


 

 

■ 電気代
両機種とも月に1,000円以上の電気代がかかります。別項で書きましたがビデオオンデマンドなども検討する余地があります


ビデオ・オン・デマンドとワンセグ全録

比較したパナソニック、東芝の全録レコーダーの他、過去の番組を観る方法にはビデオ・オン・デマンド と ワンセグ全録が有ります。両方とも外出先でタブレット、スマートフォンで簡単に観れて費用も安いです。



関連
■ Amazonのカスタマーレビュー






■ メーカーの製品サイト

履歴

    • 2014年10月11日 消費電力を修正
    • 2014年 7月25日 追記リモコンの反応はレコーダーを交換してもらい、その後改善しました。
    • 2014年 7月21日 公開