投稿日:2016年11月22日
2016年モデルのキヤノンTS8030 と エプソンEP-879A を比較しました。TS8030 はフルモデルチェンジです。ここ数年で一番大きな進化です。EP-879Aは横幅が41mm狭くなりました。注目はキヤノンTS8030の背面の連続給紙です
■ キヤノンTS8030は背面の給紙が復活しました
キヤノン
TS8030 |
エプソン
EP-879A |
|||
価格 *1 | ¥ 26,921 | ¥ 26,905 | ||
評判 | Amazonのレビュー | Amazonのレビュー | ||
価格.comのレビュー | 価格.comのレビュー | |||
幅x高さx奥行 *2 | 372x139x324 mm | 349x142x340 mm | ||
給紙 | 前面 | カセット 1段 |
カセット 2段自動切替 |
|
背面 | 自動連続給紙 | 手動1枚給紙 | ||
操作タッチパネル | 4.3型 | 2.7型 | ||
有線LAN | X | ○ | ||
NFC | ○ | X | ||
印刷
品質 |
解像度 | 9600×2400 dpi | 5760×1440 dpi | |
インク | 6 色独立・染料+顔料 旧モデルと同じ |
6色独立・染料 新規 |
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*1 Amazonで2016年5月8日 (白モデル)に調べました。最新の情報はリンク先を参照してください *2 収納時の寸法 |
・設置面積
幅はEP-879Aが小さいですが、高さと奥行きはキヤノンTS8030が小さいです。見た感じはEP-879Aが少し小さいです。TS8030はA4の用紙をセットするとトレーが前面に4cm出っ張りますのでトレーを含めた設置面積はEP-879Aが小さいです
・背面給紙
キヤノンTS8030は背面給紙の機能が復活しました。これで多様な用紙が使用できます。前面の給紙カセットは一段でA4普通紙が100枚セットでき、背面給紙用の後ろトレイには写真用紙やハガキが40枚までセットすることができます。エプソン EP-808Aは背面から給紙ができますが手差し一枚です
・操作性
キヤノンTS8030の操作タッチパネルは4.3型に大きくなりました。ユーザーインターフェースも一新され使いやすくなりました。エプソンEP-879Aは2.7型と小さく操作しづらいです
・印刷品質
仕様書をみるとキヤノンTS8030はエプソンEP-879Aに比べ9600×2400 dpiと高解像度です。実際にカラーを印刷してみると差はほとんど無いです。キヤノンTS8030は黒が鮮明に印刷されます
・インク
キヤノンのインクは2015年モデルのMG7730と同じです。現在販売されている互換インクも使える可能性が大です。エプソンEP-879Aは新規のインクです。エプソンは毎年変えています。
■ 評判・アマゾンのカスタマーレビュー
エプソンEP-879Aのアマゾンのカスタマーレビューは星4.3で高評価*2です。しかしカスタマーレビューの投稿者にはVine先取りプログラムのメンバー*1がいます。EP-879Aの星5の22人中20人がこのメンバーです。高評価はこのメンバーが貢献しています。そこでVine先取りプログラムのメンバーを除いた評価・星を計算してみました。星4.3が星3.3になりました。同様にキャノンTS8030のマゾンのカスタマーレビューも計算しました。星3.9が星3.6になりました。
*2 Amazonで2016年11月21日 (白モデル)に調べました
キヤノン
TS8030 |
エプソン
EP-879A |
|
無修正 *2 | 3.9 Amazonのレビュー |
4.3 Amazonのレビュー |
Vine先取りを除く | 3.6 | 3.3 |
■ キヤノンTS8030とエプソンEP-879Aどちらを選ぶか?
小さくスマートなのはエプソンEP-879Aです。キヤノンTS8030は小さくスマートになりました。背面給紙は便利で
キヤノンTS8030のアマゾンのユーザーレビューを読みますと背面給紙の評判が良いです。背面給紙により硬めの用紙、封筒・・など多様な用紙が安定に給紙できます。操作パネルは4.3型と大きいので見やすく操作が楽です。昨年のモデルでは1枚目の印刷が遅い時がありましたが改善されているのか気になります
エプソンEP-879Aは幅が349mmと狭くスマートです。印刷品質、機能も良いのですが残念なのはインクについてです。ユーザーレビューでインクコストの評価が低いです。これは2015年モデルでも同様です。
動画でレビューします。TS8030はフルモデルチェンジです。注目は外形の小型化、背面給紙の復活、操作タッチパネルの大型化です
■ 関連リンク