改定:2020年2月14日 投稿:2019年4月1日
最新のロボット掃除機の情報は
ロボット掃除機の選び方・お勧めのロボット掃除機・2022
を参照して下さい。
ロボット掃除機 DEEBOT N79T 、ルンバ e5、 Dyson 360 の3機種について比較しながら選び方をレポートします。
ロボット掃除機にはフローリングを水拭きするロボット掃除機もありますが、ここではゴミを吸い取る機種をレポートします。お急ぎの方は『お勧めのロボット掃除機』の章を先に読んでください。
筆者のロボット掃除機の使用歴・ロボット掃除機は2015年から使っています。ルンバ 、ダイソン、中国製など6種類のロボット掃除機を使いました。現在は中国製を2台使っています。
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◆ 目次
◆ スイッチを押せば掃除が終わる
朝起きたら掃除が終わっています。1日が綺麗な部屋で時間も余裕ができて気持ちよくスタートできます。特に朝一番はチリ、ホコリ、花粉が床に落ちているので最適な掃除の時間です。一度ロボット掃除機を使うと手放せません便利です。私が現在使っているのはDEEBOT N79TとDibea D960 で2万円前後の価格でです。
◆ 掃除の前に片付け
ロボット掃除機は片付けはできません。人間が掃除をする時と同様に初めに片付けてその後、ロボット掃除機で掃除します。
ロボット掃除機は ほこり、ダニ、花粉など小さい物の掃除が得意です。テッシュペーパーは吸い込めますが掃除機のフィルターをふさぎ吸い込む力が低下します。スマホの充電ケーブルなどケーブル類は吸い込んで絡み掃除機が止まります。
ロボット掃除機が電気ストーブにぶつかり倒れて火災になった事もあります。初めてロボット掃除機を使用する時はどの様な動きをするか見てください。
◆部屋の空気が綺麗に
自動で掃除してくれるのはもちろんですが部屋の空気が綺麗になります。ロボット掃除機の多くは高性能のフイルターを実装しています。その為、ロボット掃除機で掃除をするとゴミ掃除と同時に部屋の空気の掃除?も行います。カタログには書いていませんが移動する空気清浄機です。空気中にあるホコリ、花粉を除去します。知人がロボット掃除機を使い始めたら鼻炎が軽減したと話していました。
ゴミを吸い取る方式と走行方式で分類できます。
◆ ゴミを吸い取る方式
ルンバ600シリーズとルンバe5以上の機種に分かれます。底面のブラシが異なります。
- ルンバ600シリーズ:タワシの様なブラシ
- ルンバe5以上機種:ゴム製のデュアルアクションブラシ
中国製、日本製のほとんどのロボット掃除機がルンバ600シリーズのコピーです。ルンバe5以上機種:ゴム製のデュアルアクションブラシはゴミを吸い取る力が格段に強いです。おそらく特許の関係だと思いますがルンバ以外はこのデュアルアクションブラシを実装していません。
◆ 走行方式
1回の充電で掃除する面積が30畳以下でしたらランダム方式で問題ありません。マッピング方式は100畳以上の面積を掃除できます。
- ランダム方式:あるルールでランダムに走行します。
- マッピング方式:どこを掃除したか部屋の地図を作成して覚えています。
価格、使用条件、機能の項目から選定します。
◆ 価格
コストパフォーマンスはDEEBOT N79Tが一番です。DEEBOT N79Tはルンバ600シリーズと同等またはそれ以上の能力があります。下記の価格はアマゾン2019/3/20調べ。
- DEEBOT N79T 20,000円〜24,000円 割引で価格が変動します。アマゾン専売機種
- ルンバ e5 51,600円
- Dyson 360 Eye 95,050円
- Dyson 360 Heurist 118,000円
◆ 使用条件
使う環境で得意なロボット掃除機が異なります。
- 部屋の広さ
- 床の材質:フローリング、絨毯、畳
- ペットを飼っているか。毛が多くでるので
- 集合住宅?
・部屋の広さ
広い面積を一度に掃除する時は走行がマッピング方式の高機能の機種が必要です。私は分割してランダム方式のロボット掃除機 2台で掃除してます。
・床の材質
フローリングはどの掃除機でもだいたいOKです。しかし絨毯は掃除機によりゴミを取る力がかなり異なります。
・ペットの有無
ペットの毛はどの掃除機も問題なく吸取りますが、毛が掃除機の各所にからみます。そのため掃除機から毛を取るのに時間がかかる機種が多くあります。掃除する手間より掃除機を掃除するのが大変になります。
・集合住宅
集合住宅では掃除中の音の大きさが気になると思います。機種により音の大きさはかなり異なります。
◆ 機能
- ゴミを集め吸い取る能力
- 一回の充電で掃除できる面積
- ロボット掃除機自体の掃除
- 騒音
- 大きさ。特に高さ
・ゴミを集め・吸い取の能力
フローリングと絨毯で掃除する能力は大きく異なります。
ダイソンは『他のロボット掃除機の4倍の吸引力』、アイロボットジャパン『AeroForceR3段階クリーニングシステムは吸引力が10倍にアップ』と宣伝していますが、どちらが優れているかこれだけでは判断できません。
実際に使った感想では両者は大きな差はない感じがします。総合的にアイロボットのルンバe5が優れている感じがします。
下記の動画はDyason 360 Eye と Roomab 621の掃除を比較した動画です。これだけでは判断できませんが、掃除が終わった後の掃除できなかった擬似ゴミの残りを見て下さい面白い結果です。
ARVE Error: Mode: lazyload not available (ARVE Pro not active?), switching to normal mode下記の動画はルンバ e5 と DEEBOT N79Tを比較した動画です。ルンバ e5 の絨毯を掃除する能力高さにびっくりしました。この記事(ルンバ e5:ゴミを取る力をDEEBOT N79Tと比較する)も参照して下さい。
ARVE Error: Mode: lazyload not available (ARVE Pro not active?), switching to normal modeDEEBOT N79T とルンバ621 を比較して、同等のゴミを取る力が有ることがわかりました。詳しくは『21,900円のロボット掃除機は使えるか?(1):ゴミを取る力をルンバと比較する』の記事を参照して下さい。
・一回の充電で掃除できる時間
Dyson 360は一回の充電で掃除できる時間が短いです
- DEEBOT N79T 120分(最大)
- ルンバ e5 90分(最大)
- Dyson 360 20分〜72分:75分は吸い取る力を落とした時の時間
・ローラー(底面ブラシ)
ゴミを取る基本動作は『ローラー+サイドブラシ』 でゴミを集めて吸取ります。吸取る力だけでなくゴミを集めることが重要です。その為ローラーが無いロボット掃除機はゴミを集める能力が低いです。
多くののロボット掃除機のローラーはブラシタイプですがルンバe5はゴムローラーです。このゴムローラーは二つの良いことがあります。
- ゴミを集める能力が高い。
- ローラーを掃除するときに毛を取り除くのが楽です。
ペットが室内に居る家ではゴムタイプ ローラーのルンバ e5をお勧めします。詳しくはこの動画を見て下さい。
・騒音
夜間掃除するときに騒音は気になります。特に集合住宅では注意が必要です。3機種の中で一番騒音が小さいのはDEEBOT N79T です。それでも1階で掃除して2階の寝室で睡眠中に気になることがあります。下記は公式の仕様で騒音は公表されていませんが感想です。
- DEEBOT N79T 一番小さい騒音
- ルンバ e5
- Dyson 360 一番大きい騒音
・大きさ。特に高さ
ソファー、ラックの下などは高いロボット掃除機は入れません。下の動画を見て下さい。高さが低い事は色々良いです。使わないときはテレビラックの下に停車?しています。最近、ルンバの高さに合わせた家具があります。ソファーなどの下を掃除できるように考慮した家具です。Dyson 360の120mmは高すぎます。
- DEEBOT N79T 78mm
- ルンバ e5 92mm
- Dyson 360 120mm
◆ その他
- マッピング機能:高級機種に付いている機能です。一回に広い面積を掃除するときは有効な機能です。部屋に合わせたきめ細かい掃除ができます。
- 段差乗り越え能力:3機種とも問題は有りません。
- 衝突防止機能:3機種とも問題は有りませんが、Dyson 360 は進行力が強く少し家具を傷つける時があります。
- バーチャルウォール:私はほとんど使いませんでした。あれば便利ですが無くても困りません
ARVE Error: Mode: lazyload not available (ARVE Pro not active?), switching to normal mode
- 予約(タイマー)機能:3機種とも付いてます。
- ダストボックスの大きさ:3機種とも数日間に1回ゴミ捨てすればOKです。国産には小さい機種もあります。
◆新モデル Dyson 360 Heurist
表参道のDyson Demo 直営店にてDyson 360 Heuristの改良点をお聞きしました。
- 暗所での動作・LED照明が追加され、暗所での動作が改善された。
- 動作モード・吸引力が3つのモードから選べる。
- センサーを追加した
- 新規・部屋(指定したエリア)ごとに掃除の設定ができる
見た外観は旧モデル360 Eyeと同じです。仕様書で調べた外形寸法は同じで重さが少し重くなっていました。これらから360 Heuristは少しの改良を行ったモデルです。掃除の時間は改良されてません。
ロボット掃除機に関連した下記の動画、記事がありますので選定の時に参考にして下さい。
◆ルンバ e5
一番目にお勧めするのが ルンバ e5 です。上位機種ルンバ900シリーズ(980/960)の機能を引き継ぎ改良して、価格を安くしたのが ルンバ e5 です。お買い得です。1回に掃除する面積が50畳以下でしたら ルンバ e5で必要十分です。絨毯の掃除する力はおそらくロボット掃除機で一番でしょう。
ペットが室内にいる方にもルンバ e5 はお勧めします。ルンバ e5 のローラーはゴムタイプです。ローラーを掃除するときに毛を取り除くのに楽です。Amazonのカスタマーレビューもペットを飼っている人にお勧めなどと星 4.4 で好評です
◆DEEBOT N79T
二番目にお勧めするのがDEEBOT N79T です。価格が安いのが魅了ですが機能も優れています。絨毯を掃除する力は ルンバ e5 に劣りますが、フローリングの掃除力は同等です。ルンバ600シリーズと同等の能力があります。
6ヶ月以上使用していますが故障もなく便利に使っています。アマゾンのユーザーレビューも好評です。DEEBOT N79T はアマゾンの専売モデルです。価格は 20,000円〜24,000円 と変動しています。
最近、購入するものに中国製が多くなりました。日本メーカーの中国製でなく中国メーカーの中国製です。安かろう悪いでなく、昔の日本製品の様に安くて良いです。
◆国産のロボット掃除機
国産のロボット掃除機はどれも性能に比べ価格が高いです。お勧めできません。アメリカのアマゾンで売れているのはルンバ と中国製です。日本製は全く売れていません。
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