ロボット掃除機の選び方、お勧めのロボット掃除機ルンバ i3、DEEBOT N7、DEEBOT N8+、ルンバj7+、DEEBOT N8 pro+を紹介します。ロボット掃除機は2015年から9台使用した経験が有ります。
改定:2022年6月21日、投稿:2020年9月29日
◆ 目次
- お勧めのロボット掃除機
- 基本の機能
・Anker Eufy RoboVac 11S
・ルンバ e5
・ルンバ i3
・ ECOVACS DEEBOT N - 便利な機能
・ルンバ i3+
・ DEEBOT N8+
・ルンバ j7+
・DEEBOT N8 PRO+ - その他
・国産のロボット掃除機
・Dyson 360 Heurist、Eye
- 基本の機能
ロボット掃除機の選び方
■ 基本の機能
「部屋の広さと部屋数」これがロボット掃除機を選択する一番のポイントです。価格は少し高くなりますがマッピング方式のロボット掃除機をお勧めします。
■ 部屋の広さ、部屋の数
選択する際に一番最初に考えるのは清掃する部屋の広さと部屋の数です。ロボット掃除機は自分で移動して清掃します。その為、効率的に移動する事が大切です。移動はマッピング方式とランダム方式の二種類が有ります。広い部屋、多くの部屋を清掃するにはマッピング方式のロボット掃除機が必要です。
- ランダム方式:Eufy RoboVac 11Sは清掃した所を覚えていません。その為同じ所を何度も清掃したり、反対に清掃しない所もあります。複数の部屋、広い面積の清掃では清掃しない所が多くなります。
- マッピング方式:ルンバ i3 は清掃した所を覚えています。複数の部屋、広い面積でも清掃を忘れるところが有りません。また重複して清掃しないので早く清掃が終わります。
- ECOVACS DEEBOT N7はレザーマッピング方式で地図を作製して移動します。下図は走行の軌跡です。清掃禁止領域の指定が出来ます。これはルンバi3より優れています。
■ 床の材質
フローリングはどの掃除機でも大丈夫です。絨毯はルンバのゴムローラーのロボット掃除機が良いです。
■ ペットの有無
毛がロボット掃除機の各所にからみます。床の清掃よりロボット掃除機に絡んだ毛を掃除するのに時間がかかります。ルンバのゴムローラーのロボット掃除機が最適です。
■ 便利な機能
障害物回避機能と自動ゴミ収集機能は便利な機能です。これは便利で清掃に手間が掛かりません。価格は高くなりますがお勧めします。私はこれらの機能が無いECOVACS DEEBOT N7を2021年6月から使用していますが大きな問題は有りません。ただ時々ケーブルや靴下を吸い込み清掃が途中で止まったり、ゴミ捨てが手間です。
■ 自動ゴミ収集機能
この機能が有ると便利です。ロボット掃除機の手間の一つがゴミ捨てです。自動ゴミ収集機能が無いと5日に一回くらいでゴミ捨てを行っています。自動ゴミ収集機能(クリーンベース)があるとゴミ捨てが月一回以下ですので手間が省けます。
掃除を終えて充電場所のクリーンベースに戻ってくると、自動で本体のダストボックスからゴミを吸い上げて収集してくれます。
ゴミを吸上げる時の音は大きいです。集合住宅では注意が必要です。クリーンベースは一ヶ月以上のゴミを収納できます。スケジュールで清掃を行いますので一ヶ月間何もしませんが部屋は綺麗に清掃されています。
■ 障害物回避機能
障害物回避機能が無くても注意すれば大丈夫ですが有ると安心して清掃できます。ロボット掃除機が立ち止まってまって清掃していない時が有ります。その原因はUSBケーブル、靴下など床に落ちていた物を吸い込んでローラーに絡まっています。特に便利なのはペットの排出物も認識して避けてくれることです。
障害物回避機能は床に落ちている物を認識すると、障害物を自動で回避して走行します。その為USBケーブル、靴下などをロボット掃除機が吸い込む事がありません。
■ その他
■ 暗い部屋
ルンバj7、i7、s9、960は暗い部屋では作動が少し変です。私がルンバ j3 での経験では20回清掃して1回位清掃を途中で中止しました。ブログの「ルンバi3は暗所でも大丈夫かも。i7とかは夜ダメっぽい」を参照して下さい。
下記はアイロボット社のサイトからの転記です。ルンバは暗い部屋の清掃は少し苦手です
ルンバ® iシリーズが希望する清掃エリアを清掃しない。
なぜか参照できなくなりました?
下記は価格.comのクチコミです。他にも暗所使用可能?
■ 修理
・中国製のロボット掃除機メーカーの中には故障の対応に不評のメーカーが多くあります。エコバックスは日本に修理の窓口があり安心です。詳細は 中国製ロボット掃除機の修理の現状 を読んで下さい。
・Anker は修理は行いません。製品が保証期間内に故障した時は新品と交換です。保証は18ヶ月間です。保証期間を過ぎるとAnker は何もしてくれません(会員登録を行うと2年保証に延長)
お勧めのロボット掃除機
アマゾンでの価格は変動します。安値を調べる方法が有ります。
■ 基本機能
—12畳以下・2部屋以下 —
RoboVac 11Sとルンバ e5 はランダム走行なので広い部屋、多くの部屋の清掃には適していません。
RoboVac 11Sはロボット掃除機の入門機としてお勧めします。電源を入れてリモコンを操作すれば清掃できます。価格は安いですがフローリングでは十分な清掃の能力が有ります。他のロボット掃除機はWi-Fiの設定など初期設定が必要で少し面倒です。
ルンバe5はペットを飼っている部屋の清掃に勧めします。
◆ Anker Eufy RoboVac 11S
- 価格:¥14,980~¥15,800
- 評判:星5つ中の4.5
- 購入:アマゾン
◆ ルンバ e5
— 12畳以上・2部屋以上 —
ルンバ i3 と DEEBOT N7 はマッピングで走行するため広い部屋、多くの部屋の清掃ができます。
DEEBOT N7 はレーザーマッピング機能があり格安です。清掃の禁止領域を設定できます。禁止領域の設定は便利です。マッピングの機能は ルンバ i3より優れています。水拭きもできます。
- ルンバ i3 vs ECOVACS DEEBOT N7 :ルンバi3 と比較しました
◆ ルンバ i3
◆ ECOVACS DEEBOT N7
- 価格:¥34,800~¥46,800
- 評判:星5つ中の4.6
- 購入:アマゾン
- 禁止領域:〇
- 水拭き:〇
■ 便利な機能
ルンバ i3+ | DEEBOT N8+ | ルンバj7+ | DEEBOT N8 pro+ | |
評判 | 星4.4 | 4.4 | 4.6 | 4.53 |
価格 *1 | ¥79,800 | ¥53,856~¥74,800 | ¥116,709 | ¥85,000 |
購入先 | Amazon | Amazon | Amazon | 楽天 |
自動ゴミ収集 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
障害物回避 | X | X | ◯ | ◯ |
水拭き | X | ◯ | X | ◯ |
暗い部屋 | ◯ | ◯ | △ | ◯ |
— 自動ゴミ収集 —
ルンバ i3+と DEEBOT N8+は自動ゴミ取集の機能が有ります。ゴミ捨ては月に一回位で手間が掛かりません。
DEEBOT N78+はレーザーマッピングです。清掃の禁止領域を設定できます。禁止領域の設定は便利です。マッピングの機能は ルンバ i3+より優れています。水拭きもできます。
ペットのいる部屋にはルンバ i3+をお勧めします。
◆ ルンバ i3+
◆ DEEBOT N8+
- 価格:¥56,100~¥74,800
- 評判:星5つ中の4.4
- 購入:アマゾン
- 自動ゴミ収集:〇
- 障害物回避:✖
- 水拭き:〇
— 自動ゴミ収集 +障害物回避 —
ルンバ j7+とDEEBOT N8 pro+は自動ゴミ収集 と障害物回避が有り便利です。価格は高いですが清掃に手間が掛かりません。予算が有ればお勧めします。
DEEBOT N8+は水拭きもできます。ペットのいる部屋にはルンバ i3+をお勧めします。
◆ ルンバ j7+
-
- 自動ゴミ収集:〇
- 障害物回避:〇
- 水拭き:✖
◆ DEEBOT N8 pro+
- 自動ゴミ収集:〇
- 障害物回避:〇
- 水拭き:〇
■ その他
■ 国産のロボット掃除機
国産のロボット掃除機を使用したことはありません。仕様書や販売店で視たところから推察するとゴミを取る能力は中国製と同等と推察され性能に比べ価格が高いです。お勧めできません。アメリカのアマゾン・日本のアマゾンで売れている上位はルンバ と中国製です。日本製はありません。
■ Dyson 360 Heurist、Eye
一回の充電で掃除できる面積が狭すぎます。お勧めのできません。詳しくは下記の記事を参照して下さい。
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